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BASSO memo

ブログ兼備忘録としてのメモ帳みたいなものです

超個人的レビュー 『SCRAMBLE』

ほーたるのーひーかーりー

まーどのーゆーぅー………


キィィィ━━━━!!!!!!!!
(#゜皿゜)



な、訳でありまして、
レビュー最終項、

余計な事は申しません。
粛々とはじめたいと思います。

※あくまで個人の感想であり、
楽曲の質を実証するものではありません。

では、





SCRAMBLE

CHAGE&ASKA休止後の09.10.17リリースの、
ASKAさんの、
(問題が発生しなければ)今日までに於ける最新アルバム。

オリジナルアルバムとしては『SCENE Ⅲ』から数えて7年ぶりのアルバムであるものの、

その間には、

クリスマスミニアルバムの、
『STANDARD』

CHAGE&ASKAASKA両方の楽曲から選曲したセルフカヴァーアルバム、
『12』

コンセプトでは違いがあるが、同様にセルフカヴァー楽曲を収録したアルバム、
『君の知らない君の歌』

『STANDARD』の全楽曲を包括し、新たなクリスマスソングを収録してフルアルバムとした、
『BOOK END』

東日本大震災を受け、iTunesにて配信していた『いま歌うシリーズ』の楽曲を中心に制作されたカヴァーアルバム、
『「僕にできること」いま歌うシリーズ』

と、活動そのものは、
むしろ休止直前のCHAGE&ASKAよりもハイペースで展開されていました。

ですが、この『SCRAMBLE』と同時に発刊されたムック『ぴあ&ASKA』によると、

『SCENE Ⅲ』以降に一時、
燃え尽き症候群」のような状態に陥っていたと述べています。

まぁ、あんな1曲単位で精神も体も、まさに削るような作品作ってたら、
常人なら確実に参ってしまいます。

そこで燃え尽き『きらない』為に、
カヴァーを含めて楽曲を制作していったと……。


ふむ。


どんだけですか!?
どんだけ無鉄砲ですか!?


ごめんなさい。
休んでください。
泳がないと死ぬ魚じゃないんですから。

ただ、その期間のおかげで(!?)
このアルバムでは、
『やりたかったことを込められたアルバム』
に、仕上げる事ができたそうです。



♯1 UNI-VERSE(Album Mix)

08.10.1リリース(シングルバージョン)
サビはじまりの1曲目、
否応なしに盛り上がります。

ここ最近のASKAさんの作品に顕著なテーマ、
『人との繋がり』はこの曲でも提示されており、

自身の過去のフィルターを通して改めて、
繋がる事の大切さを、
『リレー』という形に置き換えて表現しています。

この曲の歌詞にも登場しますが、

どうやらASKAさんにとって、
鉄腕アトム』は憧憬としてのアイコンらしく、
昔を表現するときは頻繁に出てきます。

僕の一番好きな鉄腕アトムの登場は、
映像なので、直接意向があったかは不明ですが、

『Concert Tour ID』の中で、
『君をのせて』の歌唱中、バックに流れる『過去』を表現したモノクロ映像です。

最後に映像は、
ASKAさんの目をイメージしたものになり、
静かに閉じて曲の終わりを告げると言う、
最強カッコいい映像です。

余談にはなりますが、是非一度、ご覧いただきたい作品であります。


♯2 いろんな人が歌ってきたように

ASKAさんの王道のメロディー運びの楽曲でありますが、

この曲は、
特にサビに向かう途中の盛り上げ方が、
非常に素晴らしいです。

前項で登場した高校時代からの友人。

コイツも確かこの曲を歌っていた筈ですが、
部分的な記憶だけで全体が思い出せない。

この曲に関しては、地の声が聴けるからでしょうか?

やっぱり彼のオールファルセットは偉大です(笑)

CHAGE&ASKAの『紫陽花と向日葵』
ラストの「向日葵 揺れている」の

ひまわり(ぃ~ひぃ~)ゆれている~
この( )の発声で全部歌われていると思っていただければ、
おおよそ間違いないと思います(笑)

当の本人がこのレビューを読んでると知ってしまった。
書きづらくてしょうがねぇ(笑)


♯3 朝をありがとう

デートの日の朝に聴きたくなる曲調のこの楽曲は、

どんな事があっても時間が全てをさらってくれる。
いい事も、悲しい事も、

そんな日の後に迎えた、朝に対して『ありがとう』

だそうです。

普段、
朝に対して『こないでぇ~』
日曜の夕暮れに対して『暮れないでぇ~』

と、思っていた僕の学生時代とは大違いです。
是非、見習いたいと思います。

ですが、
日曜日に見る『サザエさん』のエンディング、
じゃんけんが終わった後の切なさは、
日本に住む人間特有の、
大切な感情だと思います(笑)


♯4 L&R

珍しく、CHAGE&ASKAの関係性を歌っていると、
ASKAさん自身が公言した楽曲。

きっと二人の関係性は、
二人にしかわからない。

直接周りで支えているスタッフや、
ファンである僕たちにも、きっとわからない。

そして、
ASKAさんにしか、ASKAさんの事はわからないし、
CHAGEさんにしか、CHAGEさんの事はわからない。

そんな『両側の ど真ん中』を見続けていられるファンである事はとても幸せだと思う。

きっと、それ以上はいらないし、
それ以上は望まないと思う。

そんな決意と展望が見えました。


♯5 どんなことがあっても

メロウな曲調にのって歌われるのは、

どんなことがあっても、そばに居てくれるような
本当の歌を作ってみたい。

と言う、歌詞まんまの、
説明不要の説明みたいで申し訳ありません(笑)

だけど、改めて歌詞を見ると、

何だか、今のこの状況を見透かされているような気にさせられます。

ASKAさんの言う『本当の歌』とは、
どんな歌なのだろう。

若しくは、音楽(楽曲)以外の事で、
ミュージシャンは評価しないでほしいと言う意志の裏返しでしょうか、

さてさて…。


♯6 SCRAMBLE

アルバム表題曲。
昭和歌謡を意識した、と。

なるほど、
声色が突然ひっくり返るオネェみたいな歌唱法、
確かに昔はそんな人達ばっかりだった気がしますね。

でも、内容のシリアスさとのギャップの差がありすぎて笑えるような笑えないような。

雲を掴むような、つかみきれない歌詞は流石で、
本当に掴めません(笑)

泣けるくらい、今日が寂しいのはわかるんですけど…。


♯7 歌の中には不自由がない

さぁ来た問題曲(笑)
多分、このアルバムに於いての一番ネックになる曲。

ですが、
ここで聞けるベースと、
オートワウのギターカッティングは、
果てしなくカッコいいです。

やれ一般の評価は、『怖い』『MVの表情がヤバい』

など、ネガティブイメージ東大一直線です。

事実、かなりキテた時期の楽曲なんでしょうが、
この曲のキモはそんな事ではありません。



『岡崎 体育』



コイツのせいで、まともにMVを観れないったらありゃしない(笑)

えーと、手順を教えます。

まず、ASKAさんの『歌の中には不自由がない』のMVを観ましょう。

はい、観ましたか?
怖いかもしれませんが、カッコいいですねー。
ハイ、次、

岡崎 体育さん。
コノヤロー(笑)の『MUSIC VIDEO』という楽曲のMVを観ましょう。

視聴手段は全く問いません(笑)

僕はお金を出して初回限定盤を買ったので、
ここの人達はそれで許してください(笑)

観ましたか?
そうしたら薄々わかっているとは思いますが、

もう一度『歌の中には不自由がない』のMVを観ましょう。

すると、
まぁ、ナンということでしょう!?

赤面せずにはMVを観れなくなったではありませんか。

……………。

岡崎ィィィィッッ!!!!
(#`皿´)

と、言うか地球上ほぼ全てのMVに効果があると思いますので、

観るのは自己判断でお願い致します。
(最大級の賛辞)


♯8 あなたが泣くことはない

09.2.25リリース、
映画『ニセ札』の主題歌。

出だしのボーカル。
ASKAさん風呂場で録音しましたか!?

というリバーブっぷりがビックリするが、
曲は極めて秀逸。

相手を庇うような歌詞の裏に見える裏表とでもいうのでしょうか、

悲しくて泣いてるのに、本当に悲しすぎると顔が笑ってしまう状態…、

ちょっと違う。

幸せと苦しみは、相反するものなのに表裏一体なもの、

ここら辺でしょうか、

今(当時)のASKAさんだから書けた歌詞でしょう。

これをデビューして1~2年の人間が歌ってても、
サラッと聴き流してしまうかもしれません。

そういう意味では、きっと不公平ですが、
これが説得力なんだと思います。

ごく最近、『説得力』という言葉の意味を意識するようになりました。

ただの時間(歴史)もそうかもしれませんが、
多分その後ろに見える、
裏打ちされた確かな『時間を伴った』技術。

ここなんじゃないかと思います。
無駄に時間の経過を意識しているだけでは本質は見えない。

さて問題です。
僕は何に対して『説得力』の持論を展開しているでしょうか?(笑)

わかった方はコメントまで、
賞品は特に考えていません(笑)


♯9 水ゆるく流れ

少し難解な歌詞なので、調べてみたら、

ASKAさん本人の、近しい友人の身内が亡くなる経験が増え、

その友人への感謝とともに、
その友人を育んでくれた身内(両親だったり)への感謝を曲にしたもの、

としたそうです。

これを読んで、
真っ先に、

最近亡くなられた、ASKAさんのお母さまの事を考えました。

ASKAさんと僕が近しい訳でも、
ましてやお母さまにも、
直接お会いした事もありませんが、

間違いなく『感謝』の気持ちを抱く方です。

ASKAさんを生んでくださりありがとうございました』

こう言ったコメントで、
ASKAさんのブログのエントリーが埋め尽くされたあの日、

僕も一言、添えさせていただきました。
多分この気持ちに近しい感覚の曲なのでしょう。

そんな事を聴きながら思い出しました。

ありがとうございました。


♯10 僕の来た道

僕らは戦うことが
そう言えば好きだった

この歌詞を引用して、
今現在、ASKAさんを否定する人達へ向けた警告や鼓舞の様に扱われる事が、

はっきり言って苦手です。

確かに『意に沿わないものに対してのメッセージ』としての側面は確かにあります。

沿わないものが、
人にせよ、事象にせよ、
意識にせよ、世論にせよ、

ですがここで言う『戦う』は、

自論ではありますが、
恐らく『闘争的なもの』では無い気がします。
そうすると、夕暮れに生き返る意味がわかりません。
『倒れない』という意味にもとれそうですが、

多分これはもっと時代を遡る幼少時代の景色。
男子であれば、誰もが通る道、
『正義の味方ゴッコ』のシーン。

世代的に多分『仮面ライダー1号
仮面ライダーには当然、敵役が必要です。

敵役には怪人役もいれば、
「イ"ーッ!!」と叫ぶ戦闘員役もいるでしょう。

多分ASKAさん、
もとい、
宮崎 重明少年は、
きっと仮面ライダー役を譲らなかったでしょう(笑)

パンチとキックを繰り出す宮崎少年。
避けて反撃する相手の怪人少年。
戦闘員少年は叫ぶだけで何もしない。

決着がつかないと思われた矢先に出た必殺技。

「ライダーキーック!!」

倒れる怪人少年。
何もせず逃げる戦闘員少年。

突然、起き上がる怪人少年。
「こんどは僕がライダーでエエと?」
「イヤたい」
「な!?ズルかよ!!」
いつ終わるともなく続く戦い。

唐突にその時はやってくる。
「重明ー、ご飯よー。帰ってらっしゃーい」
「はーい。じゃ、またなー」

15回やられ、16回生き返る怪人少年。
「またなー。」
15回逃げ続けた戦闘員少年。
「イ"ーッ!!」

夕暮れに解散して家路につく子供達。

多分、こんなシーンとのダブルミーニングだと思うんですが、

きっと、前述の過激な意味合いでは決してないと、
僕は思ってます。



そんな訳で最後は寸劇まで出したレビュー(笑)
如何だったでしょうか。

改めて、聴きなおした感想の一つで、

『今日(2017年2月21日)までの為のアルバム』

という奇妙な考えが浮かびました。

それほど迄に、今この時この瞬間の、
既視感を覚える情景がこのアルバムには詰まっている気がするのです。

ASKAさん本人の画にせよ、
僕個人の画にせよ、

明日リリースされる、
『Too many people』は明日からの画を映し出してくれるのでしょうか。

どんな音の、
どんな色の、
どんな画でしょう。

これから聴くのは、
過去の音源ではありません。
今現在の、
未来の音源です。


さて、
『Too many people』を聴いてみましょう。