僕の食文化(Fellows『Diary』より転載)
あまりにお腹が減ったので、
ペヤングの『超大盛やきそば』を食べる。
そこでフッと考えました。
自分はあまり『食事』と言う行為に、
拘りがないなぁ、と。
と言うか、
『食』に関しての感動が浅い。
不味い以外は、旨いなのです。
一応、味の複雑さが、わかりはするので、
決して味音痴という訳ではないと思うのですが、
例えるなら、懐石料理のコースを食べたとします。
翌日、某牛丼チェーン店で牛丼を食べたとします。
結果、どちらも同じ、
旨い。
なのです。
好き嫌いが少ないことも拍車をかけているのか、
家で食べる食事も、
全て残さず食べるものの、
何を食べても旨い。ごちそうさま。
の、コメントのみ。
作ってくれる側の人間からして、
僕のようなタイプは、
果たして良いのか悪いのか…。
ただ『食』に対する国民性の拘りとして、
日本という国は、結構特殊らしく。
映画やイベントの宣伝の為に、
来日される海外の著名な方々は、
バラエティー番組出演の際の、
『食絡み』のコーナーやロケの多さに驚かれる事が多いそうです。
そんな国で育った中では、
感動に於ける『食』の優先順位が著しく低い、
僕のような人間は、
若干、生きづらくなってしまうようです。
ただ、一つ利点をあげるなら、
疲れてしまって出す手抜き料理も、
僕なら、
『旨い。ごちそうさま。』
と、言えることでしょうか?(笑)
まぁ、そんな時、
食事を作るのは大抵、僕自身ですが。